入居者に変更があった場合・・・とは言っても、誰が変わったかによって対応も変わってきます。
契約書上では、大抵「記載する入居者を追加する」事は、「通知事項」又は「禁止または制限される事項」の欄に記載されているかと思います。つまり、勝手に入居者を変更することは、通常してはいけないことになっています。
これは大家さん及び管理人の立場になって考えれば、当然の事かと思います。住んでいる人が勝手に変わっていれば、入居者の把握が出来なくなりますから。
では、変更があった場合どうすれば良いかの参考例を、具体的にご案内致します。
|
子供が産まれた場合…
産まれた子供が載っている住民票を大家さん又は不動産管理会社(以下「管理者」とします)に提出して下さい。
結婚した場合…
二人が載っている住民票を管理者に提出して下さい。但し、単身者限定や1部屋タイプの物件だと、受け入れられない場合がありますので、事前に管理者にご確認下さい。
きょうだいが同居する場合…
新しく入る人の住民票を管理者に提出して下さい。場合によっては身分証明書・在学証明書又は在職証明書等を求められる事がありますので、請求された書類を提出して下さい。
同棲・ルームシェアする場合…
同棲やルームシェアは、敬遠されがちですので、必ず事前に管理者に確認を取って下さい。上記の他の場合よりも審査は厳しいでしょうし、OKされない場合があります。提出書類は、住民票・身分証明書・在学証明書又は在職証明書等となります。また、もう1人分の連帯保証人(増えた人の身内)を立ててもらうことも考えられます。
死亡した場合…
同居人が死亡した場合は、管理者にご連絡下さい。但し、契約者本人が死亡した場合は、契約人の変更手続きをするので、新契約者の手続きをする変更書類を交わす事となります。
離婚した場合…
同居人が離婚により別居した場合は、管理者にご連絡下さい。但し、契約者本人が別居した場合は、契約人の変更手続きをするので、新契約者の手続きをする変更書類を交わす事となります。
独立した場合…
独立等で同居しなくなる場合は、管理者への連絡のみで大丈夫かと思います。但し、契約者本人が別居した場合は、契約人の変更手続きをするので、新契約者の手続きをする変更書類を交わす事となります。
|
|
これはあくまでも参考例なので、管理者によって対応及び提出書類が変わります。入居者の方は、必ず事前に管理者に確認の上、対応するようお願いします。また、管理者の方でどうすれば良いか解らない場合は、上記をご参考頂ければと思います。
|