33.私にも借りられる? 外国人の場合

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 こんなことを書くと、非常に失礼に当たると思いますが、日本の賃貸住宅の実情を知って頂きたく、テーマに挙げさせていただきます。地域やオーナー様によって多少違うでしょうが、多くの場合は当てはまりますので、現実として受け止めてください。



 まず、外国人の人に対して、部屋を貸したがらない大家さんや不動産やはたくさんあります。ですので、折角気に入った部屋を見つけても、申込みを入れた後、入居を断られる場合も少なくありません。無駄に時間だけが過ぎてしまいます。


 外国人に対して、入居を拒否する理由は、このような例が挙げられます
   ・日本語が通じない
   ・日本の生活習慣を守らない
   ・収入が安定してない(賃料を滞納する)
   ・保証人が立てられない
   ・一人に貸すと、仲間が集まってくる  etc.


 部屋を貸す側としては、当然に心配することだと思います。もちろん、これらの理由は外国人の方だけでなく、日本人にも当然にあてはまる事ですが。過去に外国の方とのトラブルがあった場合、はじめから相手にしてくれない事もあります。



 
 では、外国人の方がスムーズにお部屋探しを出来る方法は?と、言いますと、話は結構簡単です。ずばり、「問い合わせの段階で、OKかどうかを確認する事」です。また、検討の余地がある場合、「どうすればOKかを最初に確認する事」です。例えば「保証会社に入ればOK」となれば、それで話を進めれば良い話です。


 ただし、もちろんその前に、当然にクリアして置かなければならない事もあります。
   ・連帯保証人がいる(もしくは保証会社に入る)
   ・日本語を理解できる
   ・日本の生活習慣を守れる
   ・仕事・収入がある
   ・就労もしくは学生ビザを持っている etc.


 当然ながら、無職で部屋を借りようとしても、無理に近い話です。また、旅行者や違法滞在者はまず無理です。これは、外国人に限らず、だれでも当たり前の事ですね。お部屋を探す人は、最低限これらのものを、事前に用意しておきましょう。
   ・初期費用
   ・パスポートなどの身分証明書
   ・外国人登録証
   ・(社会人の場合)収入を証明できるもの
   ・(学生の場合)在学を証明できるもの
   ・連帯保証人がいる場合は、保証人の確約
 その他、場合によっては必要なものが変わってきます。





 貸す方も大変かと思います。悪気はなくても、生活習慣の違いで、トラブルになることだってあります。肝心のコミュニケーションである、言葉が通じなければ、尚更トラブルが大きくなりますから。


 地域によっては、「外国語版のゴミの出し方パンフレット」等があったりします。そういったものを有効利用して、事前にトラブルが起きないように、注意しましょう。



 仲介会社の人にも、仲介責任がありますから、いい加減な斡旋はしないよう、心がけてください。もちろんメリットもあります。留学生仲間などは、対応が良いと友達を紹介してくれる事が良くあります。タナボタな成約だって少なくありません。


 普段から、どこの物件(オーナー様)ならOKかという事を把握していれば、素早い対応ができると思います。時間が空いている時は、調査をしておいて損はないと思います。



いえらぶ君デビュー。お部屋探しは『いえらぶ』




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